確定拠出年金の法改正が話題!改正後も入れない人って誰?

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2017年1月に施行予定の確定拠出年金に関する方改正で、専業主婦も、企業年金にある会社にお勤めのサラリーマンも「ほぼ」すべての人々が個人型の確定拠出年金に加入できるようになる予定です。

でも「ほぼ」っていうことは、一部対象外がある、ということです。

「ほぼ」って気になりますよね?2017年の法改正の後も、確定拠出年金に加入できないごく一部の人ってどういう種類の人々なのでしょうか?

ごく一部の人々が個人型に加入できない理由

2017年の確定拠出年金についての法律が改正された後も加入できない唯一のグループに属する方々とは?

答えは、「従業員拠出(マッチング拠出)」という制度が導入されている会社にお勤めの方々です。

この制度は2012年の1月から「年金確保支援法」が施行されたことで生まれました。

簡単に説明しておきましょう。

【従業員拠出(マッチング拠出)とは?】

企業型の確定拠出年金が導入されている会社で、企業の掛け金にプラスして従業員が掛け金を出すこと。

つまり、会社側がの退職金制度に加えて、従業員が上乗せして老後の資金を作れる制度です。

従業員が上乗せした掛け金は所得控除の対象外となるなど、性質が確定拠出型年金と似ています。

従業員拠出制度(マッチング拠出制度)を導入した場合は、個人型確定拠出年金と重複する点が多いので、加入自体ができないようになっているというわけです。

従業員拠出制度を導入する会社はどのくらいある?

現時点では、企業型確定拠出年金を取り入れている会社のおよそ27%程度です。およそ150万人弱の方が当てはまると推定されます。

2017年には「ほぼ」全員が個人型確定拠出年金に加入できると述べましたが、「ほぼ」に当てはまらない人も、結構いるということになりますね。。。

従業員拠出を会社が廃止したら、個人型確定拠出年金に加入できる?

現時点ではその可能性が強いです。が、従業員拠出年金を導入している会社の社員の方は、今のうちに会社の制度をきちんと把握しておくことをおすすめします。

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