医療費の節約の方法☆再診料の期間は初診からどれくらい?

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上の子が小学校に入学して以来、なにかと医療費がかさみます。入学前は乳幼児用の福祉医療費受給者証の提示で、医療費はタダでしたから。

かといって、子供が風邪を引いたのに病院に連れて行かないわけにはいかない。。。

子供がケガをしようが病気をしようが、医療費がもったいないから病院に連れて行かない!ていう毒親じゃあない限り、医療費を節約することは難しいのでしょうか??

いやいや、そんなことはありません。

診療報酬の点数の付け方などをきちんと知っておけば、同じ医療を受けても節約になる方法があるのです!

ぜひ医療費や診療報酬の知識を身に付けて、無駄な医療費を払わずに節約をしていきましょう〜♪

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まずは初診料と再診料についてのおさらい!

診療報酬について学ぶ時、まずおさえておきたいのが初診料や再診料

初診料:病気やケガではじめて医療機関を受診したときの基本診療料

再診料:初診で診断された病気の治療に続けて通うときの診療料

です。

初診料は現在282点と決められていて、1点=10円なので2820円です。医療費が3割負担の方なら、850円が初診料として実際に支払う医療費になりますね。

 

一方再診料は、初診料よりもグンと安くなります。

大きな総合病院(入院用のベッドが200床以上)以外の病院や診療所では、再診料は72点。ベッド数200床以上の病院では「再診料」とは言わずに「外来診療料」とい呼び名で、点数は73点

 

1点の差はありますが、再診料もしくは外来診療料として患者さんが窓口で支払う金額は、どちらの場合も220円

 

初診料の850円と再診料の220円を比べると、大きな差があることは一目瞭然です。

つまり、ここが医療費の節約のポイント。

 

なるべく「初診料」をの点数がつけられないように医療機関を受診すれば、医療費の節約になる!ということなのです^^

 

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再診となるための条件や期間はどれくらいか?

「初診料」はその病院にはじめていったときに徴収され、二回目以降は「再診」扱いになる・・・なんて勘違いされている方も中にはいるようです。そのような方は極端な例としても、「再診」と扱われるには初診からどのくらいの期間内なのか、をきちんと理解している人は多くはないでしょう。

 

初診か再診かを決める基準は、

 

患者の都合や判断で治療を中断した場合、最後の治療から一か月以上期間をあければ初診

として医療費を徴収される、決められています。

 

 

慢性的な疾患で通院する場合は、一か月以上の受診期間が空いても再診扱いに

しかし、処方された薬を飲み終わって一定の期間空いて(数ヶ月〜?)受診すると、「初診」として算定されることが多いようです。

このあたりはなかなか微妙なところで、医療機関によっても判断がわかれるところのようです。

 

それから、注意しなければいけないのは1か月以内に同一病院を受診した場合でも再診ではなく、初診に算定される場合もあること。

 

それはどんなときか?といえば、

一か月以内に違う傷病の治療を受けた場合→一つの病名に対して、一つの初診料が発生する仕組みです。

短期間で治癒するとされる病気(上気道炎など)で受診し、2〜3週間後に再び受診した時→一旦治癒して、再び罹患したとみなされ初診とされるケースもあります。

 

また、当然のことですが受診する病院をころころと変えていると、病院ごとに初診料を徴収されることになります。。。信頼できるかかりつけ医をもてば、そんなことにもなりませんね!

 

以上のこととから、

医師の指示に従い、処方された薬がなくなればすぐにもらいにいく!

病院をむやみにかえない。かかりつけ医をもつ。

 

そんな当たり前のことが、医療費の節約につながるという結論。

特に、かかりつけ医をもっておくと医療費の面でも治療の進め方飲めんでもメリットが大きいです^^

 

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総合病院で複数の科を一日で受診すると医療費の節約に

複数の症状を複数の科(内科、外科など)でみてもらう予定がある場合、できるなら同一の病院で一日で複数科の受診を済ませましょう!

そうすると、初診料や再診料がおさえられ医療費の節約につながります。

 

具体的には、2科目の受診では初診料・再診料が半額に。

そしてなんと!3科目からの受診では、初診料・再診料はかからない。そう、0円!

 

 

同日に3科目以上、そして2科目目以降は初診で受診すると大きく医療費の節約になります!

 

「いつか病院に行きたい・・」と思っていた症状がいくつかあるならば、平日の休みをとってでもまとめて同一病院で複数の診療科の診察を受けると良いかもしれませんね。

 

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病院はできるだけ時間外に受診しない!

一か月前に私はインフルエンザにかかってしまいました。

 

なんとなく調子が悪いな〜って思いはじめたのが木曜日。

ちょっと熱があるかも?と思うようになったのが、土曜日の午前中。

その時にはまだ、インフルエンザとは思わず「ちょっと調子が悪いな〜」と思ってとりあえずベッドに横になっていました。

 

ですが、夜になるとどんどん熱は上がり、体温計は39.2度をマーク!

「病院いった方が良い!」と焦った時にはもう夜の7時半。。

でも、こんな高熱で病院に行かないわけにはいかない(というか、病院に行かずに自力で治そうとしたら家族に猛反対され病院へ強制的に連れて行かれた)。

 

結果は予想通りのインフルエンザ。

調子悪くなって3日経過したので効くかどうかも微妙なタミフルも投薬され、時間外の点数が加算されるはめに。。。

 

こんなことなら調子悪いと気付いた時に熱を測り、木曜日か金曜日のうちに病院に行っとけば医療費も安く抑えられたし早く治ったのに。。

 

という私の反省をもとに力説しますが、

症状に気付いた時点でならべく早く病院に行くかどうかを、頭と勘をフル回転させて判断した方が医療費節約につながります。

 

時間外の初診の点数加算は平日85点、休日250点、深夜が480点ですから、

最高1440円も余計に加算されることになるのです。

 

「どうしようかな〜?自力で治るんちゃう?」なんて悪あがきせず、

さっと平日の時間内に病院に行き、さっと治癒するのが医療費節約の近道です!

 

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とにかく、「かかりつけ医」をもつことで医療費節約に

昨年くらいから、紹介状を持たずに大病院を受診すると、初診時5,000円~、再診は2,500円~の「選定療養費」と呼ばれる料金が加算されることになりました。

 

でも、かかりつけ医をもっていればそんな高額な初診料や再診料は徴収されません。

もし大病院での診察が必要になった場合でも、かかりつけ医にきちんと「紹介状」を書いてもらえればOKだからです。

紹介状を書いてもらうには、費用も別途かかるが3割負担の人でも750円ほど。5,000円〜が750円で済むのなら、助かりますね^^

 

ちなみに私の歯科のかかりつけ医は、私のママ友で診療報酬についていろいろと教えてくれます。

「こういう通院の仕方をしたら、初診料がかからないから負担も少ない」なんてことまで教えてくれて、友達だからか最安値で歯科診療をしてくれて助かっています^^

 

友人の医師という存在はあまり一般的ではないですが、とにかく「いろいろと聞けて相談できる」かかりつけ医の存在は心強いです。

 

初診料をむやみに支払わないためにも、そして治療をスムーズにすすめるためにも、ぜひ信頼できるかかりつけ医を近所に見つけておきましょう♪

 

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まとめ

診療報酬点数はなにかと複雑で、すべてを理解するのは難しいものです。でも、基本的な知識を身に付けておくだけでも、無駄な医療費をカットできメリットも大きいです。

 

節約のために病気になっても病院へ行かないってのは難しいですが、同じ治療を受けてもより安い医療費で受けることは可能です☆

 

正しい知識を身に付け、信頼できるかかりつけ医を持つことで、医療費をきっちりと節約していきましょー!

 

この記事がみなさまのお役に立てば、とても嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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