今の時代、お母さん一人で育児の負担を抱えている方がとっても多い。イクメンという言葉も流行ったけれど、まだまだ夫の育児参加は他の先進国に比べて全然少ない。(日本の会社や働き方自体に問題があるのかもしれないけれど)核家族で両親の助けを得られない方、周りのサポートを受けづらい方もいます。
責任感の強い方ほど、一人で育児を抱え込みがち。そうして真面目で一生懸命な人程、育児ノイローゼに陥ってしまう傾向があります。
そんなお母さんが少しでも元気を取り戻せればと思い、記事を書いていてみました。良かったら続きも読んでくださいね。
家事に忙しい時こそ5分だけ子供を待ってみる
家事と育児を両立させるのは、やってはじめて大変さがわかるもの。特に子供が小さい時はなおさらです。私も子供を産むまでこんなに大変とは知りませんでした。
「育児が優先、家事は後回しで良い」と頭では分かっていながら散らかった部屋では余計ストレスがたまってしまう、という方も多いでしょう。そして、少しずつのマイナスの積み重ねが、ノイローゼを引き起こしたりします。
出かける用事があるとき、子供がなかなか服を着てくれなかったり、ぐずりはじめたりすることもありますよね。お母さんだって聖人君子じゃない。「早くしてほしい!」とイライラしてしまいます。
子供がまだ赤ちゃんであれば、抱っこからおろそうとしたら泣いて、何にもできない!というお母さんの声も良く聞きます。
育児だけじゃなく、家事や他の用も忙しいというお母さん。
そんなお母さんにやってほしいのが「5分ルール」です。
子供がぐずってなかなかご飯の仕度ができないって時は、「5分」子供の話を聞いて落ち着くのを待ってみる。
出かける時に子供が遊びをなかなかやめない時は、「5分」子供が満足いくまで遊ばせてあげる。
理由が分からないけれど泣いている赤ちゃんには、もう「5分」抱っこしていたら泣き止むと信じて抱っこを続ける。
「5分」という区切りがあれば、お母さんも気持ちの整理や家事の段取りがつきますし、子供も「お母さんがちゃんと自分のことを聞いてくれた」と満足してくれたりします。
できることはできる、できないことはできない。
私が2人目を産んだときは、この言葉をスローガンに育児をしていました。笑
「できることはできる、できないことはできない。」
要は無理をしない。ってことです。
当時2歳の上の子がイヤイヤ期の時に、0歳の下の子が生まれ、まあ結構大変だったのです。が、このスローガンを心にいつも掲げて、なんとか乗り切れました。
この言葉は「手抜き」とは違うニュアンスがあり、自分への励ましにもなります。
頑張り過ぎのお母さんはぜひ、心で唱えてみてくださいね!オススメです
一瞬で幸福感がアップするアイテムを
育児中はとにかく時間がない!一人の時間なんて全然ない!!
リラックスしたくても、そんな時間がないっていうお母さんは時間のとらないリラックス方法をとりいれてみてください。
私がおこなっていたリラックス方法は、香り。香りの効果は素晴らしく、時間を取らず幸福な気持ちにさせてくれます。
特に「イグニス」という化粧品のブランドの香りが気に入っていて、疲れたら化粧水を首につけてみたりして、心を落ち着かせていました。
もう一つ、イライラしそうな時に手放せなかった(今でも手放せない)のは、チョコ♡
授乳中ならば、子供が寝た後のお酒も飲めない。だから、イライラっときそうだったらチョコをひとつ。
チョコレートのカカオはストレスホルモンを減少させてくれる働きもありますし、育児中はホントにお世話になりました。
※授乳中で乳腺炎になりやすい体質の方は、チョコなどの食べ好きに気をつけてください。
行政の託児付き講習会などに参加
旦那さんやご実家へ子供をすぐに預けられる方、有料の託児に預けられる方は恵まれています。
「育児に大変なときは周囲に頼っていい」といいますが、環境や経済的な理由で子供を預けることが難しい方も多いでしょう。
そんなお母さんにオススメなのが行政が実施する、育児関連の講習会です。
そういった講習会は、だいたい無料の託児がついていることが多いです。講習をお母さんが聞いている間、保育士さんなどが子供さんをみてくださいます。
お母さんにとっては、育児に役立つ情報が得られて、少しの間子供のお世話からも解放されて一石二鳥。私は正直な話、託児目当てに受けた講習もいくつかあります。笑
そのような講習会の多くは、自治体の市報などに情報が載ったりすることが多いと思います。詳しくは、お住まいの役所や保健センターなどに問い合わせてみてくださいね。
無理矢理に笑ってみる。思いっきり泣いてみる。
育児は大変、やることもいっぱい。大変だからイライラもする。
でも、子供にとって一番うれしいのは、お母さんが笑顔でいること。特別なことは必要ないのです。といっても、「笑顔でいなくては」と思うと余計プレッシャだったりもします。
終わりの見えない育児に、笑顔を忘れそうになってしまったお母さんは鏡を見て、いちど無理に笑顔を作ってみてください。
笑顔というものは不思議で、たとえそれが作り笑顔でも精神状態にいい影響をもたらしてくれます。子供もきっと喜んでくれて、そうして本当の笑顔になるはずです。
どうしても、どうしても笑えないとき。そんな時は子供さんのいないところで、思いっきり泣いてみていいです。
お母さんだってたまには泣きたい時もある。思いっきり泣いてみると、自分の中の耐性項目がひとつ増える気がします。そして、泣けないのであれば、まだまだ大丈夫!
まとめー自分の育児を客観的に眺めてみよう!
育児は子供とお母さんだけ、という狭い世界に陥りがち。その狭い世界が、育児ノイローゼとつながってしまうことが多いのです。
だからこそ、自分の姿を俯瞰して、客観的に眺める習慣をつけてみてください。
自分が天の神様になった想定で、「あ、今赤ちゃんが泣き出しました」「お母さんは少しイライラしています!」というように、神様の実況中継を心の中でつぶやく。
または、子供が忙しい時に絨毯にジュースをこぼして、「あー!イライラするって」時は、記念に?そのこぼした所を写真にでもとってみる。カメラのフィルターを通じてまた客観的な視点がうまれます。
そんなことをやっていると、イライラしていたことも大したことではないように思えてくるものです。
終わりがないと思える育児も、ゴールはちゃんとあります!
軽やかな心で、「できることはできる、できないことはできない!」という気持ちで笑っていましょう♪
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