うちの上の子は現在6歳なのですが、つい最近自転車に補助輪なしで乗れるようになりました。年中の春から練習をはじめて、数メートルこげるようになるまで、結構時間がかかったものです・・・
子供はなかなか乗れないけど、親としてはどうやって教えたら良いのか分からない。自転車の練習方法について、幼稚園の先生や友達に聞いたり、本を読んだりして色々研究しましたよ・・・自転車の練習に苦戦している方は、参考になるかと思いまのでぜひ読んでくださいね!
自転車の練習を始める前に。親子で準備したいこと
お友達の子供さんが、「自転車に補助輪外して乗っている!」と聞くと親としては焦る気持ちもあります。
が、慌てて練習を始めてもいけません。スムーズに効率的に自転車の練習が勧められるように、まずは親子で準備と心づもりをしましょう!
お子さんの準備
・自転車に乗りたい気持ちがある。
・自転車に興味がない、嫌がるという場合は友達が乗る姿を見せて「格好いい!私も/僕も乗りたい!」という気にさせる。
・補助輪付きの自転車に乗れている
お母さん/お父さんの準備・心がけ
・自転車の練習中には怒らない!ちょっとでもできたら褒める、と心に誓う
・子供の集中力を考慮して、短時間・短期集中(できれば)で練習を行う
・暑くも寒くもない時期に練習できるようスケジュールを立てる
練習の環境一つで、子供はやる気を出したり、嫌になったりしますので。準備と心がけはまず、万全にしておきましょうね!
まずは自転車でバランスをとる練習
自転車のペダルを外した「バランスバイク」などを持っている方は、通常の自転車に乗る前にそういったものでバランスをとる練習をしましょう。
通常の自転車よりタイヤも太めで、小さい子供のバランス感覚を養うのに優れていると言われています。
が、うちの場合はバランスバイクは買っていないんです。もったいないという、理由だけなんですけど・・・
バランスバイクがない。じゃあ、どうするか。
通常の自転車のペダルを、工具で外しました!
そうすると見た目バランスバイクになります。笑
ペダルを外した自転車にまたがせて、足で蹴って数メートル進ませる練習をさせます。
子供も「怖い怖い!」と言いながらも、何メートルか進んだのが楽しくって喜んでいましたよ。
ですので、「バランスバイクは持っていないし、今更買うのはもったいない・・」という方はぜひ、通常の自転車のペダルを外して練習させてみてください。
ペダルを工具で外して、また付けて…ていうのがちょっと面倒なのですが、節約にもなりますのでお試しください。
ペダルのついた自転車でバランス感覚を身につける
バランスバイクやペダルなしの自転車で蹴って進み、ある程度バランス感覚がついたかな、と思ったらいよいよ、通常の自転車で練習です。
といっても、いきなり乗ることは難しいですから、ここでもまたバランスの取り方を体得させましょう!
ペダル付き自転車での練習方法
1)ハンドルを両手でしっかり握る
2)ペダルの片方に左足を載せる。
3)右足で地面を蹴る!
4)左足はペダル、右足は浮いた状態で自転車を走らせる
つまり、大人が自転車に乗る時、サドルをまたぐ前に片足をペダルにのせて助走のようなものを行う、アレです。(私が子供の頃は、「ツーツー乗り」って呼んでいたんですが、地方独自の呼び方ですかね?)
上記1~4の方法で、自転車を1~2メートルくらい進ませる練習を行います。自転車が進んでいる間は、子供がバランスの取り方を体得しているはずですよ。
バランスがとれたら実態に自転車をこいでみる!
「ツーツー乗り」でバランスがとれたかな、と感じたら、いよいよペダルをこいでみましょう!
大人が自転車の後ろを持って、子供にペダルをこがさせます。ある程度勢いがないとバランスがとれないので、注意しながら自転車のスピードをつけます。
子供がこいで、自転車を支えている手が軽くなったと感じたら大人はさっと手を離す。
最初はすぐこけてしまうこともあるので、すぐ助けれるように注意して。
子供がペダルを一こぎ、二こぎ、とだんだんこぐ回数が増えてくると思いますので、大人はたくさん褒めてあげて子供をその気にさせてあげましょう!!
あんまり時間をかけてやると、逆効果の場合もありますので子供がその気になっている時に集中して練習です。
子供がすーっと数メートルでも自転車をこげるようになったら、親はきっと感動しますよ!子供を信じてがんばりましょう!
まとめ
私が大学生のときは、「自転車に乗ったことがない。風を切ったことがなかとよ」という福岡出身のかわいい女の子に出会いました。ちょっと驚きましたが、こんなにかわいい女の子だったら、自転車に乗れなくても生きていけるのかなーとも思った記憶もあります。
まあ、うちの子はそんなお姫様のような子じゃないので、しっかり自転車に乗っていろんなところへ行ってほしいと思います。
自転車をはじめ一つひとつ、できることが増えると、子供にとっても自信になります。
幼児期や学童機には、「できる」「できた」という自信がとっても大事。大人はたくさん褒めて、自信をたくさんつけさせてあげたいですね。
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