引っ越しをしました。中古の物件です。
物件を決める際に、キッチン周り、リビング、風呂、トイレなどを中心にみたのですが、「トイレの水の流れ」というものはみていなかった!(普通そこまではみないか)
新居のトイレの水の流れに、何が不満かって言うと、「大/小」の区別がない。なのでいつも「大」の水量で水が流れていることになります。
これじゃあ水がもったいない・・・なにかトイレの節水方法がないか調べてみました。
配水管にある水量調節ねじを絞ってみる
すぐに思いついたのが「水量調節ねじ」で出る水の量を減らせば良いのではないか?っていうこと。
マイナスドライバーで、キュキュッと絞れば水量も減らせるはず・・・と自信を持っていたのですが、調べてみると、その方法は意味ないことが発覚!
ねじを絞ってみると、確かに水量が減ったような流れ方をします。
しかし、タンクにたまる水の量は一定なので、結局その水の流れだとタンクにたまるまでの時間がかかるだけで節水にはならないのですっ
私的には衝撃の事実です。
これまで、マイナスドライバーで少しねじを絞って節水した気になっていたけれど効果がなかったとは。。。
ペットボトルをタンクに入れる
テレビ等で、タンクにペットボトルを入れるとタンクにたまる水が減らせて節水になる、という方法を見聞きした方も多いでしょう。
しかしこれはやってはなりません!
確かに、ペットボトルを入れるとペットボトルの容量分ほど流れる水は少なくなります。
しかし、そのペットボトルが予期せぬトラブルの要因になるのです!
まず、そのペットボトルを入れてスムーズに流れているように見えたトイレでも、配水管中ではちゃんと流れていないことがあります。
そのことによって、長い間使用していると詰まりや逆流(!)の原因にもなります。
次に、ハンドルのチェーンがタンクの中にあるのですが、そこにペットボトルが引っかかると水が流れなくなったり、逆に水が止まらなくなったりする恐れがあるそうです。
同様にタンク内のペットボトルが水に浮いて、他の器具にあたったりすると、内部の部品を壊すこともあるとか。。。
怖いことだらけですね・・・
ゼッタイにペットボトルを入れることはやめてくださいね。もちろんレンガもいれないでくださいよーー!!
節水弁をタンクに取り付ける
節水の便利グッズが発売されています。こういうのはどうでしょう?
初期投資は少し(数千円)かかりますが、トイレは毎日使うものなので、数年単位で節約を考えたら、お得にはなりそう。
こういった節水弁を使うという方法は、アリかな〜?と思いました。
ただ、TOTOは取り付けられて、INAXはアダプター等が必要だったり、お家のトイレに取り付けられるかきちんと確認してから購入してくださいね。
まとめ〜一番安心なのは節水型トイレにリフォームすること?
トイレは毎日数回×家族の人数分使いますよね。家庭の水道使用量の中でもトイレは大きな割合を占めます。
節水弁をつけた場合でも、トラブルの報告はあるようですし、基本的には配水管に合った水量がトイレで流されるように設計されているのです。
そうなると、トイレでの節水方法はないってこと??
・・・長い目で見て節約になるのは「節水型トイレへのリフォーム」かもしれません。
トイレのリフォームとなると20万、30万くらいが相場。でも、そのトイレを15年以上は使うとなると水道料金が節約できた分元がとれます。
何より、トイレが真新しくなって気持ちいい。掃除の手間がかからないタイプや、いろんな機能もついてくる。
となると、金銭的なこと以外にもいいことが多いですよね。
まあ、私もいざリフォームとなると重い腰が上がりにくいのも分かります。
日々の節水でがんばるか vs 現時点お金がかかるが思い切ってリフォーム決行
リフォームという選択肢も考慮に入れつつ、トイレの節水について考えてみました。
ご家庭の台所事情とフィナンシャルプランを照らし合わせながら、ご参考にしてくださいね。
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