子供の早期教育が盛んですね。
うちの娘の周りの子供でも、幼稚園から英語の塾に通わしているご家庭がとっても多くてびっくりします。
「日本語を喋るようになったばっかりの子が英語なんて・・・」と首を傾げながらも、小さい子がいらっしゃるご家庭では幼児の英語教育は無視して通りづらいところでしょう。
私も例にもれず、こどもちゃれんじEnglishの2歳前後向けの【ぽけっと】と、3歳前後向けの【ほっぷ】を一年にわたり娘に受講させました。
この記事では、こどもちゃれんじEnglishを一年間娘に受講した経験を元に、保護者目線の感想と、口コミについてご紹介します。
さて、2歳、3歳児に英語教育の意味は?
結局こどもちゃれんじEnglishで、子供は英語を覚えるのか??
Worldwide Kidsと比較して、こどもちゃれんじEnglish受講
「うちの娘に英語を覚えさせよう!」
と思った時に、2つの教材を元に比較・検討しました。
一つは「こどもちゃれんじEnglish」。そしてもう一つは「Worldwide Kids(ワールドワイドキッズ」です。
Worldwide Kids(ワールドワイドキッズ)は、こどもちゃれんじEnglishと同じくベネッセが出している教材です。
出典:https://www.benesse.co.jp/
2つの教材の違いを列挙するとこんな感じになります。
こどもちゃれんじEnglish | Worldwide Kids | |
英語と日本語のバランス | 日本語での説明が多い | すべて英語 |
対象年齢 | 2歳児〜6歳 | 0歳〜6歳 |
教材以外のサポート | 英語アプリ、会員限定オンライン英語レッスン(別途費用が必要) | 教材活用サービス、オンライン英語レッスン、All Englishのイベント(別途費用が必要) |
お値段 | 年間21,426円※1/年6回 一回あたり3,571円 |
Stage1から申し込み 総額194,400円※2 2歳からはじめた場合、一回あたり8,100円 |
※1「こどもちゃれんじ」の会員ならば年間17,280円
※20歳からはじめ、Stage0から申し込むと総額226,800円
<注意ポイント>
Worldwide Kidsは料金体系も複雑で、お届けした教材に対しての総額を支払う形になっています。退会時にはいずれも、お届け分の清算後に返金されます。
カンタンに言えば、Worldwide Kidsは0歳から受講でき、オールイングリッシュで本格的に英語を学べます。
本格的な英語は良いのですが、その分お値段も高い!
2歳からはじめて2か月に一回の教材お届けを選択すると、一回あたり8,100円!
一方こどもちゃれんじEnglishは気軽にはじめられ、お値段も一回あたり3,571円とリーズナブル。
2つ教材の資料とお試し教材を取り寄せて、内容的にはWorldwide Kidsの方に興味を引かれたのが正直なところ。
Worldwide Kidsは子供にとってストレートに英語が入ってきて、続けることでナチュラルな英語が身に付きそうだ感じました。英米学科出身の筆者の率直な意見でございます。
しかし、Worldwide Kidsは支払いや教材のお届けのシステムがWorldwide Kidsは複雑だし、何と言っても高額になるため断念しました。
Worldwide Kidsの公式サイトのよくあるご質問にもこう書いてあります。
Worldwide Kidsは、日本語が一切使用されていない、All Englishの本格的な英語教材です。
気軽に始めたいかたには <こどもちゃれんじ English> をおすすめしています。
「とりあえず英語やらせとくか」的な感じで、教材費もおさえたい筆者のような家庭では、こどちゃれんじEnglishからはじめると良さそうです。
そんな消極的な経緯で、こどもちゃれんじEnglishの受講が決定したのでした。笑
2歳児向け【ほっぷ】。小さな子供に英語、早すぎない?
※写真はイメージです。
多くの日本の保護者が疑問に思うこと。それは、
「日本語もまだ上手にしゃべられない幼児が、英語は早すぎるんじゃない?」
てこと。
筆者も「子供に英語、いつから問題」に関しては、ずいぶん悩みました。
なかなか正解が見つからないのですが、筆者の調査・経験をもとにこの「子供に英語、いつから問題」を説明したいと思います。
いろんな子供雑誌や育児番組を見たり、国際結婚した友人に聞いたところによると、
「子供には脳にはキャパシティー」があるそうです。
子供に英語を学ばせると、学ばせた分だけ英語を覚えるのは確か。
ですが、その子供の脳のキャパシティー中に英語が占めた分、他のことを習得するのが遅くなるとか。。。
この話は主に幼児教育の専門科が述べたことで、脳科学の先生に聞いた話ではないので、真実の程はわかりません。
でも、そう言われてみるとそんな気もします。
スイスで国際結婚した友人がいて、私がスイスに遊びにいった時の話ですが、
5家族の国際結婚したファミリーと一緒に、バーベキューをしました。
その時4、5歳のハーフの子供たちの言語能力にはホントにびっくりしました!
幼稚園児である彼らは、日本人のお母さんには日本語で、スイス人のフランス圏に住むお父さんにはフランス語で、ドイツ語圏の幼稚園のお友達にはドイツ語で、しゃべっているんですね!!
「4歳からトリリンガルってすごいね!スイスの子供って天才じゃん!!」と興奮していると、友人からはいまいちな反応が・・
友人によると「小さいときから言語を2つも3つも身につけると、その分他の成長に影響があるもの」らしいです。
彼女はスイスで幼稚園の教諭をしていて、そんな影響を目の当たりにしているようです。
でも、スイスの子供たちは「必要だから」言語を2つも3つも早くから身に付けているのです。
そんな情報を聞き、いろいろと考えた結果、筆者は
「必要に迫られていないし、外国語の習得は幼児のうちはそこそこ〜で良いかな?」
と結論づけました。
実際、こどもちゃれんじEnglish【ぽけっと】を受講したのですが、その目的は、
「遊びの中で、英語に触れること」
程度です。
2歳児前後は、英語以外にも脳のキャパシティーを使いたい要素がたくさんある。
そんな気がして、英語も触れながら、深入りしない。
というスタンスでこどもちゃれんじEnglish【ぽけっと】で娘に英語学習をさせたのでした。
うちの娘がこどもちゃれんじEnglishで習得した英語
こどもちゃれんじEnglishの【ぽけっと】と【ほっぷ】で一年間にわたり、英語を学んだわが娘。
その成果はどんなものでしょうか?
下記は、娘がこどもちゃれんじEnglishを通じて身につけたであろう英単語やフレーズです。
Hello/good morning/good night/one, two, three, four, five, six, seven, eight, nine, ten, eleven, twelve, thirteen…twenty/yammy/orange/apple/grapes/cucumber/donuts/fruits/nose/eyes/head/hands/foots,etc….
受講終了後も、生活の中で覚えた英単語を親子で使ってみたりして、忘れないようには工夫しています。
一年間こどもちゃれんじEnglisを受講しての感想(辛口)
先述の英単語を覚えたのは、こどもちゃれんじEnglishの成果でしょう。
では、一年間こどちゃれんじEnglishを受講した保護者目線での感想を述べたいと思います。
やや辛口で。笑
・出てくる英単語やフレーズが少ない。2、3歳向けでももう少し量が欲しい。
・一方、おもちゃが多く、家の中のものが増えて困る。
・rとlの発音など、英語独自の発音を身につけるカリキュラムが(ぽけっと・ほっぷにおいては)乏しい。幼児のうちは、リスニングと発音に力を入れた方が良いのではないか?
と保護者的には辛口な感想を持ってしまいます。
まあ、一年しか受講していないのに言い過ぎですかね?
こどもちゃれんじEnglish的には、何年かかけてリスニングやスピーキングのカリキュラムを組んでいるのは確かですので。
しかし、良い感想はこれ
・子供が楽しく遊び感覚で、英語に触れることができた!
これはとても大事なことですね。
楽しいことが、習得の近道です!
こどもを引きつける点は、しまじろうパワーを強く感じました。
その他、英語教育以外ですがベネッセのサービスで感心した点は、
・不具合等への対応が早いこと
です。
こどもちゃれんじEnglishの教材付録のおもちゃに、少し変な所があって問い合わせると、
「即交換」の対応をしてくれました。
この対応はさすが大手教育産業ベネッセだなと感じましたよ。
こどもちゃれんじEnglishみんなの口コミは?
こどもちゃれんじEnglishの口コミはこんな感じ。
twitterなどを参考にピックアップしてみました。
・しまじろうが大好きで、DVDを何回も見ている!
・NHKの「えいごであそぼ」のお姉さんが出演しているので子供の食いつきが良い。
・英語よりも、教材のおもちゃに夢中だ。
・ベテランの通訳者が、「こどもちゃれんじEnglishは良くできている」と言っていた。
・こどもちゃれんじと同時に申し込むと、すごい勢いでおもちゃが増えそう。
・申し込みからお届けが早かった。
などと、まずまずの口コミが多いようです。
「幼児の英語の習得」ということから、効果の程は検証しにくいかもしれませんね。しかし子供たちが楽しく興味を持って、こどもちゃれんじEnglishの教材に取り組み、遊んでいるケースが多いようですね。
幼児の英語教育は、「英語って楽しいんだよ」ということを感じてもらうことが一番。
その点は、こどもちゃれんじEnglishが重きを置いているところだると、感じます。
《余談》現在、ペンパナッボーアッポーペンで英語習得!?
現在筆者の家では、こどもちゃれんじEnglishを受講していません。
とりあえず覚えた英語は忘れないように、生活の中で時々英語を取り入れている感じです。
それで、最近子供たちに大ブームのこの人。
ペンパイナッポーアッポーペン!
のおかげで、英語に?触れているわが娘たちです。
4歳の娘は、
「アイハブアペーン!」「アイハブアンナッポー!」「オー!アッポーペーン!!」
と、いつも踊りながら歌っています。
いやいやどうして、なかなかの発音です。笑
ということで、幼児の英語教育を、現在ピコ太郎ですませているわが家でございました。
また、家計と時間に余裕が出たら、こどもちゃれんじEnglishを受講させようかと思います。
ではでは、みなさまのご家庭の英語教育に、この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
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