お弁当の定番メニューといえば赤いたこさんウインナー。
私もキャラ弁は作らないけれど、タコさんくらいは入れてあげようかな?と子供のお弁当にときどき入れていました。
最近では、最初からたこさんに切ってあるウインナーもありますし便利ですよねー。
でも、通常のウインナーって茶色系なのに、たこさんウインナーってなんで赤いんだろう?
着色料や添加物が気になる方も多いと思いますので、赤いウインナーの成分について、調べてみることにしました。
赤いウインナーは昭和中期に誕生した
赤いウインナーはなぜ赤い?
時は、日本が貧しかった昭和の時代にさかのぼります。
昭和時代の中頃には、食料は物資が不足していました。
そしてウインナーやソーセージにも、良質な肉や素材を使えなかった・・・
低品質の肉を使ってつくられたウインナーやソーセージは、発色も悪く美味しそうじゃない。。。
そんな理由から、
少しでもウインナーを美味しく見せるために「赤い色素」を添加し、赤いウインナーがつくられたのがはじまりと言われています。
また、「赤」は日の丸の色であり、日本人にとって目に止まる色です。
日本人は自然と赤い色に目が行くため、商品に赤を入れると売り上げも上がるという説もマーケティングの世界では言われています。
スーパーに行っても、赤い商品が多い印象はあります。
美味しそうに見せるため、
赤で目立たせて売り上げを上げるため、
ウインナーが「赤」に着色されたのでしょう。
現代では赤いウインナーよりも自然な茶色いウインナーの方が美味しそうに見えますし、値段も高いですね。
昭和中期では添加物に関する情報も少なかったし、「茶色より鮮やかな赤色がいい!」という考えが先行していたのでしょう。
ちなみに赤いたこさんウインナー、日本ならではのものみたい。
海外では赤いウインナー自体も珍しく、日本の文化の一つとして紹介される事もあるそうです。
赤いウインナーに使われる着色料や添加物、体への影響は?
赤いウインナーに使われている着色料には、コチニール色素、赤色102号、赤色3号などがあげられます。また食中毒を起こさないための添加物なども加えられています。
もちろん、メーカーは安全性が確認できた着色料の規制量を守って商品を製造販売しています。ですので、極端に同じ食品を多量に食べなければ問題ないとされています。
の記事でも書いていますが、日本人のソーセージなど加工食品の摂取量は世界の中では少ない方です。
「ソーセージばかりを毎日食べる」なんていう、常識の範囲を超えた食べ方をしない限りは大きな影響はないと言われています。
人工着色料はイヤだけど、お弁当に赤いウインナーがほしいって時
お弁当の彩としては、「赤」の存在は大切。
鮮やかな赤いたこさんウインナーがお弁当に入って入れば、子供たちのテンションもあがります♪
「着色料ってなんとなく体に悪そう・・・」
「でも赤いウインナーがいいなあ」という消費者のためにもこんな商品が販売されています。
出典:https://www.amazon.co.jp/
ウインナー赤い色は「植物由来」の色素使用。
安全性をしっかりアピールされていますね^^
健康志向という時代の潮流から、「昔ながらのぎらぎらした赤」のウインナーはいずれ姿を消してしまうかもしれません。
それはそれで、ちょっと寂しい気もします・・・
まとめ
お弁当をパカっと開けたら、赤いたこさんが!
子供たちにとって、赤いたこさんウインナーは楽しいお弁当の象徴なのかもしれないですね。
赤は彩も良く、食欲もアップさせてくれる効果が期待できます。
常識の範囲での摂取ならば、着色料など添加物に神経質になる必要もないようです。
美味しくて楽しいお弁当の時間が、きれいな「赤」で盛り上げられるといいですね^^
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント
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