1歳~3歳くらいのお子さんをお持ちのお母さんなら、ご飯をなかなか食べてくれない子供に悩んでいる方も多いでしょう。時間をかけて作ったご飯を食べてくれないとがっかりしますよね・・・
子供の栄養が気になる優しいお母さんほど、イライラしてしまったり無理矢理食べさせてしまったりしまいがち。
食事の楽しい雰囲気を保ちながら、子供の食が進むようないろんな方法を探ってみましょう。
まだおっぱいを卒業していないお子さん
乳幼児で3度の食事をあんまり食べないというお子さんについて、最初に聞きたいこと。それは、
おっぱいを卒業しましたか?
てこと。
食事以外におっぱいを飲んでいるという子供は、やはりご飯を食べることにあまり興味がないことが多々あります。
おっぱいで栄養が十分補えているのであれば、その時期の食事は儀式みたいなものかもしれません。
栄養が十分かどうかは、子供さんの成長を良くみてあげてくださいね。
もし母子手帳の成長曲線からはみ出してしまう程ならば、十分に栄養が足りていない可能性があります。
その場合はまず、昼間のおっぱいから減らしていくことを試してみてください。おっぱいは子供にとって、栄養以外の意味もありますから、急に卒乳するのではなく徐々に言い聞かせながらできるといいですね。
卒乳すればお母さんも驚くほど、子供が食べ始めることもよくあります。
子供は本能で食べるものを選んでいる?
「うちの子は白ご飯しか食べない」といったお母さんのお話はよく耳にします。野菜も食べてほしい、魚も・・・と心配になりますよね。
しかし私の友人(保健師)の話では、子供は本能で自分に必要な食べ物を選んで食べているという説もある、ということです。
自分の体に今必要なものを、動物的?本能で選ぶことができる、というのです。
科学的な根拠が実証されてるわけではないですが、なかなか説得力のある説だと思います。
まだ言葉や理屈を十分獲得していない赤ちゃんや幼児は、自分に必要なものを本能で嗅ぎ分ける力が研ぎすまされているのかもしれませんね。
1歳くらいまでの小さいお子さんならば、「白ご飯しか食べない」ことが少しくらい続いたとしても、そんなに神経質にならずに成長具合を見守ってあげましょう。
空腹は一番のごちそう。おやつと運動を見直して
お腹がすいているときに食べると、ちょっとしたものでもとっても美味しく感じます。
子供にもこの空腹という調味料を存分に活かしてあげましょう。
夕ご飯の前におやつをあげていませんか?
昼間外でしっかり遊べていますか?
子供のお腹がご飯の時間にちょうどよくお腹がすいている状況が作れるよう、子供の生活を注意してみ直してみてください。
ただ、あまり空腹が続くと子供の機嫌が悪くなってしまいますので、無理せずコントロールしましょう☆
食器にご飯をほんの少ししかつがない
日頃あまり食べない子には一度、食器につぐ量を大分減らしてみましょう。
子供は「食べられそうだ」と思ったらやる気が出たり、そして本当に完食できたら自信につながります。
「今日はお皿を空っぽにできた!次もがんばるぞ!」という気持ちにさせてあげる機会を作ってみることをオススメします。
まあ、そのうち食べる、という気持ちで
親がいろんな工夫を施しても、子供は食べない時は食べない。食べたくないものは食べない、ものなのです。
本当にお腹がすいていれば食べる。
今の自分にそんなに必要ないから食べない、のです。
ですから食事をはじめて30分くらい経ってもなかなか食が進まない時は、お母さんは子供のお皿をさげてしまうのも方法です。
うちの子は、ずっと遊んでいたくせに食事をさげられそうになると食べたりします。笑
この時期に大事なのは
残さず食べさす < 楽しく食事をする
ということです。
お母さんの「せっかく作ったのに」という気持ちは本当によく分かります。
でも「そのうち食べるようになる」のです。
食事が楽しいもの、と分かればだいたいOK!です。気楽にいきましょうね☆
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