灯油が残った時の処分方法☆ガソリンスタンドでの値段は?

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暖かくなってくると、ストーブやファンヒーターの出番も終わり。過ごしやすい気候になるのはありがたいのですが、冬の間にお世話になった「灯油」が余ったりしていませんか?

シーズンを終えて残った灯油の処分方法は、いつも悩むものです。

灯油は適切な保管や処分をしないと、ストーブやファンヒーターの故障にもつながります。余った灯油の正しい処分の仕方を確認して、来シーズンも安全に暖房器具を使いましょー!

 

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去年の灯油はファンヒーターやストーブに使えないのか?

余った灯油の処分方法をご紹介する前に、基本的なことをおさらいしましょう。

そもそも余った灯油は、そのままポリタンクや暖房器具の灯油タンクに残したままにしておいて、次の冬が来た時に使えないのでしょうか??

 

国民生活センターでは、シーズン持ち越しした去年の灯油を使うとストーブやファンヒーターの故障につながるため使わないように注意喚起しています。

1年前の古い灯油を使えば、ストーブやファンヒーターが点火できなくなったり、臭い煙が出ることもあるそうです。

暖房器具から煙が出て来たら…ちょっと怖いですよね。

 

しかし、暖房器具のメーカーの中には、前シーズンの灯油を使えることをセールスポイントにもしている会社もあります。

そのメーカーとは、トヨトミ。

 

トヨトミのファンヒーターは灯油をガス化せずに灯油に直接火をつける燃焼方式のため、前シーズンの灯油を使っても良いことを売りにもしているのです!

 

詳しくは、

石油ファンヒーター比較!ダイニチ・コロナ・トヨトミ2016−2017

の記事でも書いていますので、ファンヒーターの燃焼方式について読んでいただくと分かると思います。

 

ですが、トヨトミのファンヒーターについても「適切に保管された灯油で、保管期間が1年を超えていないもの」とされています。

 

「適切に保管する」というのはどういう保管かと言えば、直射日光が当たらず、ゴミや水分が混入しないような状態を保って保管することです。

 

でも、一般家庭の保管では本当に「適切な保管」なのかは心配なもの・・・ゴミや水分なんて、空気中にたくさん存在しますものね。

基本的にはシーズンを持ち越した灯油を使わない方が安心です。

 

ちなみに、普通に前シーズンの灯油を使っている家庭も一定数はいる模様・・・

まったく良いお手本とは言えませんが、うちの実家では冬場には灯油を2缶のブリキの一斗缶に大量の灯油を購入し保管しております。そして、毎年のように余る灯油を次のシーズンに持ち越して使用していたそうです。しかしながら、今までファンヒーターやストーブが壊れたことはないとのこと。

実家のファンヒーターはコロナ、トヨトミの2種ですがいずれも無事のようです。

 

古い灯油を使ってトラブルが発生した例は、そんなに多くはないためうちの実家もとくに被害はなかったのでしょう。

しかし確率は低いとはいえ、前シーズンの灯油は使わないに越したことはありません!

 

実家の両親にも私が説得したため、今年からは前シーズンの灯油を使わなくなりました。(一安心^^

 

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前置きが長くなりました。

では本題。

 

暖かくなってきて灯油が余ってしまったとき、どうやって処分すればよいのでしょうか?

方法はいくつかあります。簡単にできるものからご紹介していきましょう♪

 

1.灯油をとにかく使い切る!雨の日の洗濯物乾燥にも◎

灯油の処分で一番良い方法、それは「灯油を余らせない、使い切る!」という手段です。

次の冬が来る前に灯油を使い切ってしまいましょー!

 

4月でも花冷えの時期にもストーブやファンヒーターを使えば、効果的に灯油が消費できますね。

それでも使い切れなくて、汗ばむ初夏に入ってしまっても大丈夫です。

 

雨の日の洗濯物の乾燥機がわりに、暖房器具を使い灯油を処分しちゃいましょう♪

室内干しした洗濯ものもカラッと乾いて、灯油も消費できて一石二鳥です^^

 

雨続きの梅雨の時期なんかには、「灯油が残っていてよかった♡」と思うことでしょう。

ただし、リビングなどの生活スペースで行うと、当たり前ですが暑いです・・・

 

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2.ガソリンスタンドに引き取ってもらう!値段は無料~

ガソリンスタンドでは、廃油の引き取りサービスを行っているところも多いです。

 

私も昨年、余った灯油をガソリンスタンドで引き取ってもらうために、近所のガソリンスタンド数店舗に電話してみました。

 

A社は400円

B社は200円~(廃油の量に応じて)

C社は無料!

 

ということでC社までポリタンクを車で運び、あまった灯油を無事捨ててもらうことができました!

 

ガソリンスタンドによって、灯油を捨てる料金がかわるようです。

無料のところも多いようなので、いろいろと電話して無料のお店を探してみると良いかと思います。ただ高くても灯油の処分は数百円程度なので、遠くの無料店より近くの有料ガソリンスタンドの方がコスパ良い可能性もあります。

 

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3.トヨトミのファンヒーターで次のシーズンも使う

先ほども触れましたが、前シーズンの灯油をどうしても使いたい!という思考の方は、トヨトミのファンヒーターを選ばれると良いでしょう。

 

繰り返しになりますが

石油ファンヒーター比較!ダイニチ・コロナ・トヨトミ2016−2017

の記事でもある通り、各社のファンヒーターはバーナーでの燃焼方式が違うのです。

 

トヨトミの燃焼方式は、ファンヒーター大手3社の中では前シーズンの灯油でも問題を生じにくいものだと言えます。

 

ただ、しつこいようですが

前シーズンの灯油がOKと言っても、適切に保管された1年を超えない灯油がOKということです。

 

あまりメーカーの売り文句を過信しないように、適切な使用方法を守りましょう☆

 

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余った灯油の処分、これはやっちゃダメ!

さて、灯油の処分方法はいろいろあることがお分かりいただけたと思います。

 

ではもう一つ、灯油の処分で、やってはいけない方法もチェックしておきます。

 

 

NG1.灯油を家の庭に捨てて処分する

危ないです。

引火したら大変です。

 

灯油は自然発火するには220℃の温度になる必要があるため、通常なら発火の恐れはありません。

とはいえ、もし道行く人があなたのお庭にタバコのポイ捨てをしたら、火事の危険性もあるのです。

 

「ちょっとだけだから大丈夫」なんてバケツの水を捨てる感覚で、灯油を庭に捨てるのは絶対にやめましょう!

 

もし、庭などに灯油がこぼれてしまった場合には、上から砂や土をかぶせておきましょう

時間とともに、乾燥していきます。

 

 

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NG2.灯油を下水に流して処分する

灯油を排水溝から捨てるなんて、絶対に絶対にいけません!

 

自然が汚されることはもちろん、大量に灯油を流してしまうと引火する恐れもあります。

過去には、下水に流れたガソリンがなにかのはずみで引火し、マンホールが大量に吹き飛んだという出来事もあったそうです。

 

「家の外から流れてしまえば関係ない」なんて、軽い気持ちで灯油を処分しては絶対にいけません。

家の排水溝、トイレ、そこらへんの溝、いずれも灯油を流すところではありませんので、くれぐれもご注意ください。

 

NG3.灯油をゴミ袋に入れてゴミの日に出す

「少量の灯油なら、新聞紙などに含ませてゴミの日に出せばよい」

なんてことを言う方もいらっしゃいますが、これもおすすめではありません。

 

やはり、引火し火災が発生する恐れがあるからです。

 

もしポイ捨てされたタバコが種火になり、そのゴミに引火したら・・・

 

ゴミ集積所には大量のゴミが山のように積まれており、小さな火種が大きな火災にもなりかねません。

 

余った灯油は新聞紙などに含ませても引火の可能性はあるため、ゴミの日に捨てることは適切な処分方法とは言い難いです。

 

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おわりに

「今まで普通に去年の灯油使っているよー全然大丈夫!」

「余った灯油を新聞紙に含ませてゴミの日に出しても、別にいいでしょ」

なんていう方は、意外に多いのかもしれません。

 

ですが、こうやって灯油の処分方法をお調べになっているあなたには、適切な処分方法をきっちりと頭に入れておいてほしいと思って記事を書きました。

 

灯油はとても身近な燃料ですが、危険物にも分類されることは忘れてはなりませんね。

ご自分のためだけじゃなくて、環境のためにも適切に処分することがマナーです☆

 

この記事が少しでも、みなさまのお役に立てれば嬉しいと思っています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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