現代人の生活は、モノ、モノ、モノに溢れかえっています。
最近になって「断捨離」「ミニマリスト」という言葉も出てはきましたが、
なかなか実践できなかったり、「やっぱりこれを捨てると不安だな・・・」「いつか使いそうな気がする」なんで気持ちがあってモノが処分できなかったりする人も多いでしょう。
なっかなか実践できない整理整頓、モノの処分。
優柔不断な私たちは、どうやったらモノを処分して「必要なものだけに囲まれたスッキリとした暮らし」が手に入るのでしょうか??
答えは・・・ホテル暮らしをする!てこと
ホテル暮らし?そんな優雅で作家みたいなことできないよ!という答えが返ってきそうですが、ホテル暮らしと言っても数日〜1週間程度でOKです。
生活に必要なものを見分けるために「しばらくのホテル暮らし」はとってもオススメ。
まあ、数日間ホテル暮らしができる立場・身分の方は限定されてしまいますが、金銭的・時間的・空間的余裕のある方はぜひ試してみるといですよ。
スーツケースひとつ持ってホテル暮らしをすると、必要最低限のモノだけで、
とってもスッキリと快適に暮らせることが分かります。
いかに、日常の生活が不要なものに囲まれているか、って身にしみて感じると思います。
「整理収納アドバイザー」なんて資格をとったりするよりは、ホテル暮らしをする方が生活空間の整理について、学べる余地が多いと思います。笑
ホテル暮らしをすると生活習慣も改められる
私自身が2か月間ほど長期旅行した際に実感したのが、
「日本人の普段の生活って、洗濯機まわしすぎだなー」っていうこと。
洗濯機が気軽に使えないホテル暮らしでは、
下着・靴下→毎日お風呂で手洗い
タオルは乾燥をこまめにして1日一枚のみ使用→コインランドリー
肌に直接触れないシャツは数日間着る→コインランドリー
ズボン、スカート類→あんまり洗わない
この生活で2か月間の旅行中コインランドリーで洗濯機をまわす回数は5、6回ですみました。
日本で暮らす一般的な多くの人は、
一度袖を通したシャツはすぐ洗う、
タオルも一回手を拭いただけでも洗う、
ズボン、スカートもしょっちゅう洗う
という間隔で洗濯機は毎日、1回~2、3回まわす、なんてご家庭が普通でしょう。
でも洗濯の回数が多いのはキレイになった!ていう気分はメリットですが、デメリットも多いんですよね。
デメリットは・・・
服の生地がいたむし
水道代や洗剤代もかかるし
家事の時間も増える。
てこと。
なので、必要以上に洗濯はしない方がいいのは確かです。
(最低限の清潔感は保たなければいけませんけどね!)
ということで、私はホテル暮らしを長期間して
ああ、毎日服を洗い過ぎだなーって感じたわけです。
ホテルの空間づくりやサービスから学ぶことも多い
もし余裕があればリッツカールトンなどの一流のホテルに泊まれると良いですよね。
(まあ、これは長期間の宿泊は金銭的に難しいかもしれませんけど・・・)
一流のホテルのロビーや客室のインテリア、照明のあて方、空間のつくり方などすべてプロのデザイナーが施しています。
宿泊して「ホテルの内装デザインを自分の住居にもとりいれられないか」という視点でみてみると、いくつか参考にできることも見つかるでしょう。
そして一つ明確なことがあります。
ホテルの内装・インテリアの基本は・・・ずばり!
必要最低限のものしか置かない!
ってことです。
ホテルはモノが少ないからこそ、間接照明や高価な家具・調度品が活かされるのです。
逆にホテルのような立派なお家じゃなくっても、
モノを減らして間接照明等おいてみれば、
おしゃれな部屋に変わる余地はじゅうぶんあるってこと。
せっかくお金を出してホテルに泊まるのだから、くつろぎながらも学べる所は大いに学んで、元をとっていきましょうね!笑
ちなみに私は今引っ越しの最中で
現在わが家では、実家から新居へ長期間の引っ越し中。
長期間の引っ越し、っていうのは冷蔵庫やベッド、タンス等大型家具は業者さんに運んでもらった後は、少しずつ車でモノを運んでいる最中ってことです。
普通の引っ越しだったら、「少しずつモノを運ぶ」ってことができないかもしれないですが、実家から市内の新居への引っ越しだから可能なのです。
これはとっても助かります。
実家に残っているモノが「これは新居に必要かな?」と見極められるので、この方法はすごく良いです。
新居に必要なモノ→新居へ運ぶ
新居には不必要だけど実家には必要なモノ→実家へ残す
新居にも実家にも不必要なモノ→処分する、身近な人へ譲る
というステップが踏めて、必要なものだけに囲まれた暮らしができそうです。。
ちなみに実家は田園の中にあってかなり広いのですが、新居は街中で一戸建てだけど狭小住宅。
コンパクトで暮らしやすい住まいを、少しずつつくっていこうと思っています。
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