今日のわが家のメニューはすき焼き!
7歳のお姉ちゃんは、生卵にすき焼き肉をつける食べ方にハマってしまい喜んで食べています。
4歳の妹の方は、1歳の時だけですが卵アレルギーがあったため、今でも生卵は食べさせていません。彼女の生卵デビューは10歳くらいかな?
生卵を子供にはじめて食べさせるのって、親としてはちょっと勇気が要りますよね。
子供に生卵を食べさせる時期について、本来はいつが適当なのでしょうか?子供の体質によってもかわるものでしょうか?小児科の先生の話を元に、まとめていきたいと思います♪
まずは、赤ちゃんに卵を食べさせる時期をチェック!
離乳食がスタートして、
「もう卵を食べさせても大丈夫なの?」
と心配になるお母さんも多いです。
専門家の中には「卵を赤ちゃんに与えるのは、1歳を過ぎてから」という方もいらっしゃいます。一般的には、離乳食をスタート後2か月くらい経ってから加熱した卵黄から食べさせはじめます。
赤ちゃんがはじめて離乳食で加熱卵を食べる目安は、
卵黄:7か月頃〜
卵白:9か月頃〜
と育児本や保健センターなどの資料に書いてあると思います。
いずれの場合も、卵をしっかりと加熱したものを赤ちゃんに食べさせるのが基本です。
そして、
赤ちゃんにはじめて卵を食べさせる時には、
小児科が空いている時間
を選ぶよう注意しましょう!
余裕を持って、平日の午前中がおすすめです。
はじめての卵の食べさせる量は、ほんの耳かき一杯程度のごく少量にします。
うちの次女の場合、9か月過ぎた頃にゆで卵の白身をほんの少しだけ食べさせました。
その時は、食べて数十分で嘔吐し顔やお腹に湿疹が・・
すぐ小児科に連れて行くとやはり、卵アレルギーという診断でした。
アレルギーの症状はだいたい食べて数十分で、赤い湿疹などが出るということです。
赤ちゃんがはじめての食材を食べた時には、小児科に行きやすい場所にいるようにすることが大切ですね。
次女は、卵アレルギーの診断を受けて食事メニューから卵をカット。。。
卵が料理のレパートリーから取り上げられると、バリエーションが減って困ったものです。
早く卵を食べられるようになってほしい!と願って1歳半に卵の負荷テストを決行しました。
その時に次女は何の症状も出ず、ホントにゆで卵を美味しそうに食べること、食べること。。。なんのアレルギー反応も出ず、無事、卵の負荷テストをクリアしました!
卵が晴れて解禁になった次女。今では、お弁当の玉子焼きが大好物のメニューとなっています。
生卵を子供に与えるのに注意が必要な理由
少し話がそれました。生卵の話に戻しましょう。
加熱した卵が食べられるようになったとしても、すぐに生卵を食べて良い訳ではありません。
生卵には加熱した卵にはない菌がたくさんいて、子供にはじめて与える場合には注意が必要となるからです。
生卵を子供に与える時に、確認したいことは2つ
1)生卵の殼に付着する「サルモネラ菌」が食中毒の原因になることがある
鶏は卵を産む時、肛門から産むのです!
つまり、うんちと出る場所は一緒ってこと。もちろん出荷されるまでに洗浄と消毒がきちんと行われますのでご安心を。保管状態によっては、サルモネラ菌が増殖するケースもあるため小さい子には注意が必要ですね。
2)加熱した卵にはない生卵の成分にアレルギー物質が含まれる
卵に限らず、加熱したものより生ものの方がアレルギー反応が出やすい傾向にあります。甲殻類等も一緒ですね。加熱することで、低アレルゲン化されるため心配ならばしっかり加熱をしましょう。
以上の、生卵の注意点をおさえながら具体的な生卵デビューの時期をチェックします。
生卵を食べさせる適当な時期は?
わが家のかかりつけの小児科の先生に確認した所、生卵を子供に与える場合は一般的に3歳を過ぎてからと言われているとのこと。
ですが、うちの次女のように過去に卵アレルギーがあった場合等は3歳でも少し早いようです。
子供の免疫機能や消化器官が、大人と同じように成熟するのはおよそ10歳前後。
心配な場合は10歳まで生卵の摂取を控えても良いでしょう。
うちの場合は、長女は6歳に生卵解禁しました。
次女は過去のアレルギーが心配なので、10歳くらいまでは生卵を食べさせないようにするつもりです。
また、年齢に関わらず生卵を食べさせる時には「元気な時」にしましょう!
抵抗力が落ちている時など、アレルギー反応や食中毒は人間の健康状態によることもありますので。
では、半熟卵や温泉卵はいつから食べられるの?
加熱した卵は離乳食スタートから2か月、生卵は3歳〜10歳ということが分かりました。
では「半熟卵」や「温泉卵」はいつから食べて良いの?
と気になるお母さんもいらっしゃるでしょう。
では確認していきますね。
【半熟卵のスタート時期】
半熟卵とは、黄身の部分がとろっとして完全に火が通っていないものです。
白身にきちんと火が通っている半熟卵を想定すると、1歳を過ぎたくらいから食べはじめても良いと言われています。しかし、ご心配な場合は生卵と同じように半熟卵も、3歳を過ぎてから食べさせる方が安心です。
【温泉卵のスタート時期】
温泉卵とは、白身の部分がどろっとして完全に火が通っていないものですね。
こちらは白身のアレルギーの心配を考えると、生卵と同じく3歳を過ぎてから食べさせましょう。
子供が生卵デビュー!気をつけるポイントは?
いざ、子供がはじめて生卵を食べる時、保護者の方はその卵が新鮮かどうか、よくチェックして上げましょう。
新鮮生卵のポイントは4つ
【1】賞味期限内の卵であること
日本の卵の賞味期限は「生で食べられる賞味期限」を記載してあります。
子供にはじめて生卵を食べさせる場合は、必ずこの賞味期限内のものにしましょう!
もし賞味期限を過ぎて1週間程度ならばしっかり加熱したら食べることができます。
【2】購入後すぐに冷蔵庫に入れて保管された卵であること
サルモネラ菌は卵の保存される温度が低いと増殖が抑えられます。
一般の家庭の冷蔵庫で適切に保存された卵ならば、食中毒を引き起こすこともほぼないでしょう。
※ちなみにスーパーでは常温で卵が陳列されています。これは、冷蔵保存した場合に家庭までに運ばれる間、水滴がでて逆にサルモネラ菌を増殖させることを防ぐためだということです。
【3】卵にひびがはいっていないこと
割った卵が放置された状態だとサルモネラ菌が増殖する危険性があります。
子供に食べさせる生卵は、割る前に卵全体をチェック!
ひびが入っていないきれいな卵を大人が割って、食べさせるようにしましょう。
(子供が卵を割ると、サルモネラ菌のついた殼が混入するおそれがあります)
【4】通常のスーパーで購入した卵であること
日本に流通する卵は、生卵でも食べる場合を想定してよく洗浄・消毒され出荷されています。ですが生産者側の管理状態に寄っては、卵の菌が増殖しているケースもあります。
一般のスーパーの卵ならば多くの場合、衛生管理をクリアしています。くれぐれも「ご近所さんの鶏が生んだ卵」が新鮮そうだからと、生で子供に食べさせることはやめましょう。
まとめ
いかがでしたか?
記事を読んだお母さんたちが、これで子供たちに安心して生卵を食べさせられる!と感じていただければ嬉しいです。
卵料理は子供たちの大好きなメニュー。
衛生管理をしっかりしてあげて、美味しい卵料理をつくってあげましょうね。
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