リビングはいつもキレイに!子供部屋は整理整頓!!
とがんばっている、きれい好きなお母さんも多いでしょう。
また近年の「断捨離」ブームに影響されて、いらないモノをどんどん処分する方も増えています。
でも、そんな優等生ママこそ要注意!なんでも「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのです。
実は、整理整頓が行き過ぎた部屋は、子供の学力に悪影響だという説があるんです。。。
適度に散らかった部屋が子供の脳を刺激する
「適度に散らかった部屋が子供の学力向上につながる、と唱えるのは「塾ソムリエ」の西村則康さん。
彼は、灘中をはじめとする有名中学や高校へ多くの受験生を合格させてきた実力の持ち主であり、子供の学力について研究と実践を重ねてきたエキスパートです。
彼によると、「断捨離が進んでキレイに片付いている部屋では子供にとっては刺激が少なく、意欲も低下してしまう」。つまり「適度に部屋は散らかっている方が良い」のです。
え?キレイより散らかっている部屋が良いって!?
断捨離ブームに逆行する、ショッキングな新説です。
私も断捨離に憧れて、「いつか生活感がないホテルのような部屋にしたい」と夢を描いていたのですが西村さんの話を聞いて「はっ」としてしまいました。
そして「今のままでいいんだ!」と安心してしまいました。笑
子供にとってはいろんなモノがごちゃごちゃしている状況は、脳に刺激を与え創意工夫する力を身につけていくのだそうです。
でも「適度に散らかっている」てどの程度?
そこ、気になりますよね。
あまりにぐちゃぐちゃの部屋が、子供への教育に良いか?といえば違うでしょう。
西村さん曰く、理想的なの部屋づくりは「リビングの本棚に大人の本と子供の本がせめぎあうように並び、溢れかえっている状態」です。
確かに。なんとなく分かるような気がします。
本が家にどれだけあるか、ということが子供の学力に比例するという説もありますが、そこにも繋がる考えだと思います。
西村さんは多数の本も出していらっしゃいます。興味を持たれた方は読んでみてくださいね。
子供の視点、親の視点(断捨離)〜わが家の場合
わが家の場合は、「ティッシュの空き箱」や「サランラップの芯」、「輪ゴム」に「プリンのカップ(洗ったもの)」、「ぷちぷちの緩衝材」などを子供が捨ててくれない…
それを使ってままごとや、ごっこ遊びなどを展開したいのだという。
手づくり楽器!?子供の工作がシンプルだけど奥深い件でも書いていますが、廃材を使って工作することも大好きです。
大人にとってはゴミ同然のモノも、子供にとっては想像をかき立てる宝の山。
「速く処分したい!」という気持ちをぐっと抑えて、子供の視点に立ってモノを眺めてみるように努める毎日です。
スッキリきれいに片付いた部屋に憧れはありますが、子供が小さいうちは仕方ないかな、という諦観の姿勢でいるのが一番だったりします。
まとめ
西村さんの視点と、わが家の廃材を使った遊びについては少し異なるものかもしれません。
が、共通する所は「適度にごちゃごちゃいろんなモノがある」ことが、子供の遊びや工夫、そして学習につながっている点です。
しかしあまりにもモノが溢れかえっていては、部屋の居心地も悪いし、学習の効率もあがりませんよね。何事も、「適度に」「やりすぎない」が大事。
整理整頓も上手く学ばせながら、適度な散らかりをキープして家族の脳を刺激していきましょう!
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