先ほど美術館へ行ってきました。
夏休みに子供を恐竜展に連れて行く際に購入しておいた、美術館の「年間パスポート」があったのでそれを利用・消費するために行った次第です。
子供が生まれて、一人で美術館へ足を運ぶなんてはじめて。幼稚園の保育時間を利用して、ゆーっくりと鑑賞させてもらいました♪
今日行った展覧会のテーマは水墨画。洗練された雰囲気の中で芸術に触れられるので、美術館は大好きなのですが「水墨画」自体にあまり興味がなかったのも正直なとこ。
でも、美術館で作品をたくさん見ても疲れない方法、2倍楽しめる方法を知っていたので充実した美術鑑賞ができましたよ。
美術館で作品鑑賞に飽きた…疲れた…そんな時はどうする?
美術館で作品を順路に沿って鑑賞していき、解説を読み、人の列に並びまた順路をたどって鑑賞する・・・
美しい芸術作品やパワーのあるアートがたくさん展示されているとはいえ、だんだんと疲れてくる。。。なんだか飽きた。。。
癒しを求めて訪れた美術館で、疲労を感じる…。そんな矛盾と闘いながら作品を鑑賞したりしていませんか?
主婦としては、「安くはない入場料を払った限りは、疲れてもしっかりと隅々まで鑑賞しなければ勿体ない!」という気持ちも分かります。笑。
でも、せっかく芸術に触れて、感性を磨きたい、心を洗われたいと訪れた美術館も、そんな義務感を感じていては楽しさが半減しますよね。
私は美術館で疲れを感じてきたら、それを吹き飛ばすために行うことがあります。
それは「ここの美術作品の中からどれを購入して、お家のどこに飾ろうか?」という視点で鑑賞すること。
もちろん、実際に購入しません、できません。笑。
しかし「自分の身銭を切る」という感覚を利用すると、集中力が何倍にもアップします。そして本当にいい作品を見極められたりするんです!!人間ってゲンキンですね〜〜笑笑!
もし本当に気に入って「この作品に魂を奪われた!!」となってしまえば、美術館のショップでコピー作品を購入できますし。
さらには「今回はショップでどの作品のコピーものを買おうか?」という視点で鑑賞していっても良いですね。
芸術の秋です。
美術館に訪れる際にはぜひ、この「身銭を切る」心理を上手く使って美術鑑賞を楽しんでくださいね。
今日のお気に入りは蛙!
ちなみに今日見た展示の中で、私が身銭を切ってもアリ!と思った作品は
仙厓の蛙の水墨画。
蛙のにやけた感じがなんとも親しみを感じさせてくれます。
(このサイトに絵をアップロードしていいのか分からなかったので、興味ある方はググってみてくださいね)
本当に買ったらいくらなんでしょうね?
大金持ちになったら買えるんかな?
そういえばかの村上春樹さんも、「唯一の贅沢は絵画を買うこと」とおっしゃっていました。
いつか「村上春樹コレクション」も開催されたらいいのになあ。
まとめ
スーパーでレタスを買う時にはレタスを上から、下から、斜めから観察したり、手で重さを量ってみたり吟味するでしょう?
美術作品もそんなノリで、右から、左から、近くから、遠くから眺めてみて「この作品にお金だしても良いかしら?お家に置いても良いかしら?」なんて視点から吟味してもいいんです!
芸術 vs money
この一見、相対するように思える概念が意外に相性良いんですよ♪
さあみなさんも、今すぐ美術館に行きたくなりませんか?
「身銭視点」で芸術を鑑賞すると、作品の新たな一面も見えてくるかもしれませんよ!ぜひ試してみてください☆
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